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働きやすい市役所を目指して

掲載日:2024.09.23


@2024.9一般質問から  

 令和5年度は、受験者611人、辞退者数23人。選ばれる川越市となるよう情報発信し、辞退者を減らす取り組みを行っています。自己都合による退職は、定年延長を希望しなかった職員を除いて43人。 採用のミスマッチを防ぐ取組や受験者の不安解消にも努めているとのこと。
 ライフワークバランスの実現は大切です。育児休業を新たに取得したのは49人、育休復帰セミナーを開催、介護休暇を新たに取得したのは3人で、所属長が必要な配慮を行っています。30日以上の病休・休職は118人と増加傾向で心配です。長期化もしているようです。いきいきワーク・サポートによる、ならし出勤が成果をあげています。 ハラスメントへの対応についても確認しました。

 職員の定数管理について問いました。業務量に応じた適正な人員配置を行っているとのことで、各所属の業務量の把握についても確認しました。年々増加する業務量を効率化や事務事業の見直しで軽減しています 。
  2024年3月に川越市人材育成基本方針を改定し、「誇りを持ち 川越の未来を想い 市民とともに歩む職員」を目指しています。今後は、採用・研修・配置・処遇・職場環境の整備を一体的・戦略的に行います。働きがいをもって働けるよう、研修や人事評価を見直し、「庁内公募制度」を導入予定です。若手職員の就業意識が変化しています。職員のキャリア形成を支援し、やりがいや能力の向上を図り、共通認識のもと進めていきます。

 なぜ、取り上げたのか
 退職者数が43人と聞き、どうすればいいのか川越市と一緒に考えたかったからです。また、2024年5月に「住民説明会がカスハラ?」との新聞記事を見て、市民とのコミュニケーションの大切さを感じました。働きやすい市役所であれば、市民サービスが向上します。これからは、より一層市民とともにまちづくりをしないと、課題解決ができないのではないでしょうか。そのためには市職員も大切にされる環境づくりも重要です。それぞれにやさしさと想像力、目標の共有が必要です。